アニメ1期が終了したと同時に2期の製作が決定した【推しの子】。
作品のタイトル【推しの子】にはカッコがついています。
そのカッコを含めてまでがタイトルの正式名称。
よく見るとそのカッコは二重になっていることが分かると思います。
そのカッコにはどのような意味があるのでしょうか?
この記事ではその意味についてまとめていきます。
・タイトルのカッコの意味
・タイトルの回収シーンについて
それではどうぞ。
【推しの子】タイトルのカッコの意味は?
冒頭でも触れたように【推しの子】にはカッコがついています。
二重カッコになっている意味は何なのでしょうか?
その意味についてはTSUTAYAで掲載されたインタビューで赤坂アカ先生が答えています。
「好きなアイドルを推す」と「推しているアイドルの子供」の意味を掛け合わせたダブルミーニングとしてつけたとのこと。
ここでは、その意味についてまとめています。
好きなアイドルを推す
まず1つ目の意味は「好きなアイドルを推す」というもの。
ルビーの前世であるさりなやアクアの前世であるゴローは、B小町のアイをとても推していました。
どのくらい推しているのかは原作の最初の方を見ていただければわかると思います。
なかなかの熱狂ぶりですね笑。
転生前と変わらぬすごい推しっぷりでした。
その変わらぬ推しっぷりは見事だと思います。
前世でも推しており、転生しても母として、アイドルとして推しているのでまさにタイトル通りですね。
これは赤坂アカ先生もインタビューで1巻を読めばわかると言っている通り、その様子が描かれています。
なるほど確かに!と思わず言ってしまう意味ですね。
推しているアイドルの子供
2つ目の意味としては、「推しているアイドルの子供」というもの。
これは言葉通りの意味となっていますね。
ゴローはアイのファンでありストーカーであるリョースケに刺されて亡くなり、アクアに転生します。
さりなも長い闘病生活の末、亡くなりルビーに転生しました。
ゴローとさりなの二人が、推しのアイドルであるアイの子供になります。
まさにタイトルにぴったりな意味になっていますね。
推しているアイドルの子供に転生なんて夢のようなものだと思います。
アクアやルビーの反応は納得いくものでしたね。
転生したとしたらこうなっても仕方ないなと思います。
以上の二つの意味があると赤坂アカ先生も言っていました。
もともとアイドルをテーマにしたものを書きたいとも言っていたので、まさにぴったりなタイトルだと思います。
しかし最初は企画の名前で後から変更するつもりだったのは驚きですよね。
赤坂アカ先生も横槍メンゴ先生もインタビューで同じようなことを言っているのが印象的でした。
カッコは意図的につけられていた!
TSUTAYAのインタビューで赤坂アカ先生は、「意図的に二重にしていて、作中の演出で使用するプランはあります。」とも言っています。
どうやらタイトルだけでなく作中でも重要な意味を持っているみたいですね。
作中では、原作5巻の42話で劇団ララライの代表である金田一が「【役者】なら・・・」と言うセリフで出てきます。
赤坂アカ先生はこれ以上言うと勘のいい読者に気づかれてしまうと言っていたので、重要な意味を持つのでしょう。
犯人についての重要な手がかりなのかもしれません。
タイトルでも二重の意味があったので、この【役者】のカッコもきっと二重の意味があると思います。
そのほかにも未来のインタビューシーンの所でも【】は使われていました。
その役柄を強調しているだけでなく、他にも意味があるのだと思います。
どんな意味があるのでしょうか?
私たちが思っている以上の謎がこの【】には隠されているかもしれませんね。
【推しの子】タイトル回収シーンについて紹介!
これでタイトルのカッコの意味が分かりましたよね。
そんな意味があったのかなるほどと思った方も多いのではないでしょうか?
ここからは作中でタイトルを回収したシーンについて紹介していきます。
どんな場面で出たのか気になる方もいるのではないでしょうか?
作中では2回タイトル回収シーンがあったので紹介していきます。
ゴローとさりなの転生
最初のタイトル回収シーンは原作1巻の2話。
開始早々にそのシーンはやってきます。
お忍びできたアイの出産をゴローが見守り、担当することになったゴロー。
しかし、出産に立ち会う直前にリョースケに刺されてしまい、亡くなってしまいます。
この2話では気が付くとアイの子供(赤ちゃん)になっていました。
気づいたら自分が推しのアイドルの子供になっていて、さらにキラキラネームをつけられていたことに困惑するゴロー。
まさに2つ目の意味である「推しているアイドルの子供」だということが分かるシーンですね。
2話の最後と3話の最後では、双子のルビーもさりなが転生した赤子だったことが判明します。
ちなみになぜゴローが殺されたのかについての理由は明かされていません。
アイの担当医になっただけで殺されるというのも大きな疑問が残ります。
ゴロー先生を狙うよりもファンであり、ストーカーでもあるならアイを狙いそうなものですけどね。
なのでそう考えるとここに伏線があるのだと思います。
どういう伏線なのかというのもどこかのタイミングで回収されることでしょう。
有馬かなの決意のセリフ
続いてのシーンは4巻の38話で、有馬かながアクアに向けて決意を露わにしたセリフがそのままタイトルを回収しています。
このシーンではMEMちょとルビーに対して有馬かなの複雑な心情が描かれていました。
B小町のファーストステージでのこと。
観客が持つペンライトの色はMEMちょが多くを占めていました。
またルビーのアイドルとしての輝きも負けじと輝いています。
そんな中二人を見ながらかなは複雑な心情を抱え込んでいました。
そこへ思わず笑ってしまいそうになるアクアの箱推しのオタ芸が炸裂します。
かなはアクアに推してもらっているかのように感じ調子もよくなりました。
ここでかなはアクアの推しになってやるという決意を込めて「アンタの推しの子になってやる」と言います。
きれいなタイトル回収シーンでしたよね。
有馬かなのアイドルとしてストーリーがここで始まった感じがしてとても良いと思いました。
まとめ
今回は「【推しの子】タイトルのカッコの意味は?タイトル回収シーンについても解説!」と題してお送りしてきました。
今回のまとめはコチラ。
・タイトルのカッコ【】の意味は「好きなアイドルを推す」と「推しているアイドルの子供」のダブルミーニング
・タイトル回収シーンは、ゴローとさりなの転生(1巻の2話)と有馬かなの決意のセリフ(4巻の38話)の2つ。
推しの子にはたくさんの伏線や謎が含まれています。
タイトルのカッコもその中の一つかもしれません。
結構奥深い意味があったのに驚きました。
ここまで考えられているのはすごい思います。
作中でも出て来るらしいので、注意しながら見るのも面白いかもしれませんね。
今後の展開も楽しんで見ていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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