ブルーロックは“世界一のエゴイストストライカー”を育てるという異色のサッカー育成プロジェクトを描いた大人気スポーツ漫画。
その中で今回紹介するのは、ブルーロックの主人公の潔世一と似た能力を持つ二子一揮です。
一次選考から潔世一のライバルとして登場した彼は、その見た目や振る舞いだけでなく、戦術的な思考力や空間認識能力でも注目を集めています。
今回はそんな二子の能力やプロフィール、過去に起きた出来事、そして特徴的な「目を隠す理由」について、徹底的に紹介していきます。
ブルーロックの二子のプロフィールは?
名前 | 二子一揮(にこいっき) |
年齢 | 15歳(高校1年) |
出身地 | 長野(軽井沢) |
家族構成 | 父・母・自分 |
身長 | 173cm |
利き足 | 右利き |
自分が思う自分の長所 | 慎重な所(勝てると思うまで準備は怠りません) |
自分が思う自分の短所 | 臆病な所(負けると思う内は勝負しません) |
されたら喜ぶこと | サレンダー(遊戯王カードの降参のコール) |
されたら悲しむこと | おでこを見られること(眼とおでこは僕のデリケートゾーンです) |
サッカーと出会わなかったら? | デュエリスト。世界大会目指しますね |
二子一揮は、ブルーロックプロジェクト参加者の一人で、一次選考から潔世一のライバルとして登場しました。
前髪が長く、いつも目が隠れているのが特徴で、おでこを見せるのが恥ずかしいという一面を持っています。
目の色はアニメ版で青緑(グリーン)と判明しています。
普段の言葉遣いは非常に丁寧で、同年代相手でも敬語で話しますが、自信に満ちた発言をする場面も多く、内面には強いプライドを秘めた慇懃無礼な性格です。
ブルーロックの二子の能力は?
二子の最大の武器は、フィールドを俯瞰し、最適なプレーを選び抜く空間認識能力と戦術眼です。
これは主人公・潔世一の能力と類似しており、作中でも何度か比較されています。
また、二子は他人のプレーを引き出し、自分の指示でゲームを動かす「司令塔型プレイヤー」。
一次選考ではチームYの頭脳として采配を振るい、U-20日本代表戦では持ち前の空間認識能力を武器に、糸師冴から閃堂への危険なパスをカットするなど、的確な読みとポジショニングで守備の要として活躍。
さらに、のちの会話の中で、潔が到達した「メタ・ビジョン」にも興味を示し、不完全ながらその概念を理解・実践しようとする姿も描かれており、学習・適応力の高さも窺えます。
潔や凪誠士郎からは「理性的」「冷静」と評価される場面もあり、試合中に冷静さを欠くことはほとんどありません。
ブルーロックの二子の過去について
二子の過去は、スピンオフ小説『ブルーロック EPISODE 三』で描かれています。ここでは、彼がいかにしてサッカーと出会い、情熱を持つようになったのかが明かされます。
子供の頃はいじめられっ子
二子はガンダムやゴジラといった特撮が好きな父と、CLAMPマニアの母の影響でオタクになり、幼少期から遊戯王OCGが大好きな少年でした。
しかし、その趣味が周囲に受け入れられず、変わった子として扱われ、次第にいじめの対象となっていきます。
そんな中でも、二子は自分の世界を守るように前髪で顔を隠し、目線を合わせずに生きてきました。
サッカーとの運命的な出会い
中学時代、ある事件をきっかけにサッカー部員と衝突します。
大切なカードを破られたことに激怒した二子は、その部員に「100日後に勝負しよう」と宣言。
部員たちは鼻で笑って取り合いませんでしたが、二子は独自にメンバーを集め、サッカーの戦術を猛勉強。
結果として、サッカー部相手に13-0で圧勝するという前代未聞の大金星を挙げたのです。
この体験がきっかけでサッカーにのめり込み、サッカー部員とも仲直りし、公式の部活動にも参加。
中学・高校と順調に成績を伸ばし、全国大会出場を果たすまでに成長しました。
ブルーロックの二子が目を隠す理由は?
二子の目は、前髪によって常に隠れています。
なぜ彼が目を隠しているのか?
その理由は、上記の過去とも関係しています。
幼少期から周囲と価値観が合わず、「目が怖い」「気持ち悪い」と言われたことで、二子は自分の見た目に対して強いコンプレックスを持っていました。
その結果、人と視線を合わせるのが苦手になり、前髪で目を隠すようになりました。
実際、「眼とおでこは僕のデリケートゾーンです」とキャラブックで語られており、かなり繊細なメンタルの持ち主であることがわかります。
一次選考が終わったとき、潔世一と洗面台にいたときも、おでこを洗いたいから早く出ていってほしいと言っていました。
同時に二子は眼フェチでもあり、眼はその人の性格が出ると考えており、その点からも、自分の眼を見せることを避けているようです。
まとめ
今回は「ブルーロックの二子の能力は?プロフィールや過去・目を隠す理由についても紹介!」と題してお送りしてきました。
今回のまとめはコチラ。
・二子一揮の能力は、空間認識能力と戦術眼
・二子一揮は、オタクの父とCLAMPマニアの母の影響で、遊戯王が好きなオタクになった。
・中学時代にいじめられていて、ある時サッカー部員と衝突することになった。
・サッカーは未経験だったが独自にメンバーを集めて勉強して勝負を挑み、13-0で圧勝するという快挙を成し遂げた。
・二子一揮が目を隠す理由は、「趣味を語り出した時の目が怖い」と周りに言われたこともあって、眼やおでこを隠すようになった。
二子一揮は、フィジカルやスピードに恵まれたキャラクターではありませんが、空間認識と戦術構築という知性を武器に、己の存在意義を確立してきた人物です。
潔世一との関係性も含め、彼の成長と変化はブルーロックの中でも非常に見応えがあり、今後のさらなる活躍が期待されます。
「自分が変わっていくことが怖くない」と語る二子の姿勢は、まさにブルーロックのテーマを体現したものと言えるでしょう。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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