ブルーロックのネオ・エゴイストリーグ編において、注目の一角を成すのがスペインチーム「FCバルチャ(エフシー・バルチャ)」です。
創造性とテクニックが重視されるこのスペインのチームには、個性豊かな選手が多数所属しています。
当然、ブルーロックのメンバーでも活躍している選手もいます。
しかし一方で、他国のチームと比べて「弱いのでは?」「見せ場が少ないのでは?」といった声も少なくありません。
今回は、FCバルチャのメンバー構成からマスターの実力、そして“弱い”という評価の真偽について詳しく考察していきます。
ブルーロックのスペインのメンバーは?
ブルーロックに登場する5大リーグのうちの一つであるスペイン「FCバルチャ」のメンバーは誰がいるのでしょうか?
ブルーロックのメンバーと、元々いたスペインチームのメンバーに分けて紹介していきます。
ブルーロックのメンバー
ブルーロックのメンバーは、以下の9人になります。
・蜂楽廻(ばちらめぐる)
創造性とテクニックが求められるスペインとは相性がよく、全試合に出場。
蜂楽の怪物とジンガを融合させたスタイルで、初戦のドイツ戦でも先制ゴールを決めていました。
ゴールも何本も決めており、年俸も最終的に1億2000万円まで行っているので、ブルーロックのメンバーでは一番活躍しています。
・乙夜影汰(おとやえいた)
ダウナーな感じではあるが、割とノリで生きている乙夜影汰もスペインとは相性がよかったらしく、蜂楽とイグナシオ・ララと3人で得点を重ねています。
蜂楽と同様に全試合に出場しており、最終的な年俸は6300万円の9位でTOP10入りを果たしました。
・蛇来弥勒(だらいみろく)
元U-20代表のサイドバックの選手で、U-20代表戦では乙夜影汰のオフザボールを見抜いてディフェンスしていましたね。
ドイツ戦は出場しておらず、イタリア戦では年俸が1500万円になっていたので描かれてはいないが活躍はした模様です。
その後のフランス戦では、年俸に変更がないので出ていないか活躍していないかのどっちかだと思います。
最終戦のイングランド戦では出場したものの、年俸は変わらず28位で終わりました。
・颯波留(はやてはる)
元U-20代表のDMFの選手で、蛇来と一緒にイタリア戦屁出場して1300万円を獲得しました。
その後、蛇来と同じくフランス戦では詳細不明で年俸は変わらず、イングランド戦では出場します。
最終結果が2000万の26位だったため、ここは蛇来とは違い少し活躍したのでしょう。
・日不見愛基(ひみずあいき)
蛇みたいな2枚舌が特徴で、本編では活躍があまり描かれていないが、エピソード凪では描かれていた日不見はスペインを選択しました。
フランス戦に出場して700万円の年俸を獲得し、最終的には年俸は変わらずでした。
日不見の活躍を見たい方は、エピソード凪をチェックしてみてね。
・灰地静(はいじしずか)
いつも右手の人差し指を入れているベビーフェイスの選手。
今まで活躍を描かれてはおらず、ネオエゴイストリーグでも描写はないが、年俸は出ているので出場はした模様です。
フランス戦で出場して600万円を獲得したが、そのまま年俸は変わらず32位となりました。
・若月樹(わかつきいつき)
元U-20代表のDMFの選手で、目の下に結構なくまがあるのが特徴の選手。
若月もフランス戦で出場し、500万円の年俸を獲得しているので、ちょっとは活躍していると思います。
ただ他の選手同様、特に活躍が描かれた様子はなく、500万円の年俸のまま終了しました。
・狐里輝(きつねざとてる)
元U-20代表のRWGの選手で、オールバックに短い眉をしているのが特徴の選手ですね。
狐里もフランス戦で400万円の年俸を獲得しています。
フランスが糸師凛と士道龍聖のダブルスタンダードで選手をころころ変えたため、ラヴィーニョもそれに乗っかって選手を次々出したのでしょう。
・曽倉哲(そくらてつ)
ブルーロックのメンバーの中で唯一、1回も試合に出ずに終わった選手。
なんとしっかり登場したのも、二次選考を通過した選手の発表のときのみという影のうすさ。
小さく映っていたりするのも数回という驚きのうすさの曽倉は、陽キャのノリのFCバルチャに適応できなかったのかもしれませんね。
元々いたスペインチームのメンバー
元々のスペインチームのメンバーは以下の9人です。
・イグナシオ・ララ
FCバルチャのフォワードで全試合出ていて、蜂楽と乙夜とともに連係プレーを多くしていた選手。
3人はとても仲が良く、いいプレーしていたのが印象的ですね。
・モロ
FCバルチャのゴールキーパーで、おそらく全試合出場していると思われます。
ドイツ戦で國神錬介のシュートを止めており、潔世一は驚嘆していました。
・ウルサイス
FCバルチャのディフェンスの一人で、おそらくずっと出ていたと思われます。
サイド短めのアップバングヘアで、ルイスと同じラインでディフェンスをしています。
・ルイス
FCバルチャのディフェンスの一人で、おそらくずっと出ていたと思われます。
口周りのすごいひげに、ちょんまげのような髪型のおよそ10代とは思えない風貌の選手ですね。
・ボス
FCバルチャのディフェンスの一人で、おそらくずっと出ていたと思われます。
ハイフェードカットで、やや釣り目が特徴。
・ソウ
FCバルチャのディフェンスの一人で、おそらくずっと出ていたと思われます。
ボスと一緒にサイドを守る、モヒカンフェードの選手。
・エスピノ
FCバルチャのミッドフィルダーで、おそらくずっと出ていたと思われます。
ウルフマッシュヘアで、ドイツ戦の時にはセンターにいました。
・ピカソ
FCバルチャのミッドフィルダーで、おそらくずっと出ていたと思われます。
パーマがかかったような黒髪に、ひげを少し携えているのが特徴。
・ゴメス
FCバルチャのミッドフィルダーで、ピカソと同じラインのポジションにいます。
ゴメスもおそらくずっと出ていたと思われており、マッシュルームカットが特徴。
ブルーロックのスペインのマスターは?
ラヴィーニョはFCバルチャのマスターで、ブラジル出身のスーパースター。
リズム感のあるドリブルを得意とし、母国の”ジンガ”と呼ばれる概念を取り入れた踊るようなプレースタイルが特徴。
彼の指導スタイルも独特で、選手たちに戦術を押しつけるのではなく、自由に自分のプレーを表現するよう促す放任主義を取っています。
最初にブルーロックのメンバーに会った時、教えてやんねぇと言っていました。
しかし、ラヴィーニョの考えやアドバイスなどで進化を促し、蜂楽廻や乙夜影汰はさらに活躍するようになっています。
ブルーロックのスペインは弱い?
SNSや考察系サイトでは、「FCバルチャは弱い」「他チームに比べて活躍シーンが少ない」という意見も散見されます。
確かに他のチームに比べて、FCバルチャが大きくフィーチャーされた試合は少なめです。
特に作中で試合描写が詳細に描かれたの場面は少なく、ドラマ性の面で印象が薄くなる傾向にあるでしょう。
また、ネオエゴイストリーグが潔世一やカイザーなどのバスタードミュンヘンが中心に描かれるため、物語構成の都合上仕方ないところもあると思います。
だからと言って、実力そのものを意味するわけではありません。
実際に、蜂楽や乙夜は結構活躍しており、どちらもTOP10入りを果たしています。
また、蜂楽がさらに進化したのもFCバルチャの中であり、これはラヴィーニョとの出会いと、自由なプレースタイルの中で自我を爆発させた結果です。
つまり、伸びしろや潜在能力を引き出す環境としては、FCバルチャは非常に優れていると言えるでしょう。
ブルーロックのスペインのモデルは?
スペインのFCバルチャのモデルは、FCバルセロナでしょう。
「バルチャ(VALTCHA)」というチーム名は、「バルサ(Barça)」と非常に似た語感を持っています。
FCバルセロナは、スペイン・ラ・リーガの中でもレアル・マドリードと並ぶ“2大巨頭”。
FCバルチャもネオ・エゴイストリーグにおいて、フランスのP・X・Gやイングランドのマンシャイン・Cに並ぶ強豪とされており、位置づけが酷似しています。
まとめ
今回は「ブルーロックのスペインのメンバーは?マスターや弱いのかについても考察!」と題してお送りしてきました。
FCバルチャは創造性とテクニックを重視するスタイルが魅力的なチームです。
結果としては全敗になっていますが、蜂楽や乙夜など高い年俸ランキングに入っているメンバーやラヴィーニョの指導を見る限り、ポテンシャルは十分です。
創造力とテクニックを重んじるサッカーは、今までのエゴとはまた違った魅力を持っています。
だからこそ、“異質な強さ”として、FCバルチャは今後も要注目ですね。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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