ブルーロックには、さまざまな個性的なストライカーが登場しますが、その中でも一風変わった存在として注目されているのが、柊零次です。
彼の特徴は、なんといっても「占い」と「人間統計学」を融合させた独自のスタイル。
占いがブルーロックでどのように用いられるのでしょうか?
今回は、そんな柊零次の武器、エピソード凪での活躍、そして最終的に脱落したのかどうかを徹底的に解説していきます。
ブルーロックの柊零次とは?
名前 | 柊零次(ひいらぎれいじ) |
年齢 | 18歳(高校3年) |
身長 | 184cm |
利き足 | 右利き |
サッカーを始めた歳 | 8歳。その日の占いラッキーアイテムが 「サッカーボール」だったから |
座右の銘 | 「ビッグデータは嘘つかない」 |
自分が思う自分の長所 | 人間を冷静に分析して、的確な判断で導けること |
自分が思う自分の短所 | 自分のデータにない人間に対応できないこと |
趣味 | データ分析。プレーや心理状態、性格や思考パターンなど、いろんな人間のデータを集めて、安心する |
されたら喜ぶこと | 判断や分析を褒められること |
されたら悲しむこと | データ外からの行動 |
好きなタイプ | データ的に相性のいい、容姿、性格、スペックの人 |
柊零次は『ブルーロック』に登場する選手の一人で、非常に理知的でクールな雰囲気を持つ選手です。
その趣味は「占い」。
エピソード凪の初登場時からタロットカードを使い、相手選手の運勢や勝敗を占う姿が描かれており、作中屈指の異色キャラクターとして強烈な印象を残しています。
戦術的な視点に優れており、状況分析や対戦相手の傾向を読み解いて試合を組み立てる頭脳派。
一見すると風変わりな性格に思えるものの、柊の占いはあくまで「統計学」に裏打ちされたデータ分析的な側面を持ち合わせており、合理主義と偶然性を融合させたスタイルが持ち味です。
普段は淡々としていますが、占いやカードを通して相手を揺さぶったり、チームメイトとの駆け引きにも積極的。
ブルーロックの柊零次の武器は?
柊の最大の強みは、「人間統計学を応用した行動予測」と「高度なトラップスキル」にあります。
プレー中、相手の過去の行動パターンや身体の使い方からデータを集め、プレーの予測を行い、その先の展開を先取りする形でプレーを組み立てます。
特にトラップについては秀逸で、
・走りながらのトラップ
・視線をボールに向けずに行うヒールリフト
・吸い付くようなトラップからのスムーズなパス&シュート
といった高度なプレーを安定してこなします。
凪誠士郎からは「俺と潔のハイブリッド」と評価されるほどの技術と頭脳を兼ね備えているのです。
ただし欠点も明確で、俊足ぞろいのブルーロック内では「ワースト級の鈍足」として知られています。
作中でも「ブルーロック内でワースト1位」「U-20日本代表勢を含めてもワースト2位」とまで評されるほど。
特に個の突破力や縦への抜け出しを重視する『ブルーロック』では、この欠点が致命的になる場面もあります。
スピードの面では戦術や予測でカバーをしなければ、一気に劣勢に立たされるリスクもあります。
ブルーロックの柊零次のエピソード凪での活躍は?
柊零次が印象的に描かれたのが、スピンオフ作品『エピソード凪』第19話~21話です。
『エピソード凪』第19話では、剣城斬鉄・二子一揮とチームを組み、凪誠士郎・馬狼照英・千切豹馬の3人に試合を申し込むため、タロットカードで運勢を占うという独自のアプローチを披露します。
統計学をもとに3人の動きを読み切り、前半は優位に立つ柊チーム。
しかし、後半に入ると凪たちが進化を見せ、柊たちの予測を超える「変化」を見せたことで形勢は逆転。
最終的に3-5で敗北し、斬鉄が引き抜かれる形で2ndステージに後退することとなりました。
このとき柊は「奇跡的な存在などいない」と吐き捨てますが、二子から「ブルーロックはそんな存在を生み出す場所だ」と諭され、データでは測れない世界に敗北を認めるシーンが印象的です。
試合後、柊は「データに収まらない奇跡的な存在など都合よくいるわけない」と吐き捨てます。
しかしそれは自らの限界を認めた発言であり、共に戦った二子一揮からは「ブルーロックはその奇跡を生み出す場所」であると諭され、敗因が自身の認識不足にあったことを知ります。
そんなデータでは測れない世界に敗北を認めるシーンが印象的でした。
その後、灰地静・猿堂寺暁・七星虹郎・劈大河と共にチームを再編し、無事に二次選考を突破します。
ブルーロックの柊零次は脱落した?
結論から言うと、柊零次は最終選考で脱落しました。
柊零次は二次選考を突破後、三次選考に進出。
TOP3の烏旅人やTOP4の乙夜影汰がいるチームBを選び、第4試合に出場します。
活躍の描写はなかったものの、U-20日本代表戦でもベンチ入りメンバーとして選出されました。
最終選考であるネオエゴイストリーグでは、、柊零次はイングランド「マンシャイン・C」を選択。
個の力やフィジカルの強さが重視されるイングランドにおいて、彼の頭脳型のプレースタイルはやや異質で厳しい戦いでしたが、結果は残しました。
ドイツ戦では出場はなかったものの、フランス戦では出場して500万の評価を獲得します。
続くイタリア戦でも出場しさらに評価額を400万アップさせます。
最後のスペイン戦でも続けて出場して200万アップし、最終的には1100万の評価を得ることが出来ました。
クリスの指導とチームの方針と噛み合った結果、3試合出場することが出来たのだと思います。
ただそれでもボーダーラインの壁は高く、29位となり脱落となりました。
とはいえ、戦術理解度と分析力ではトップクラスの才能を見せていたため、今後の展開で彼がどこかのクラブに拾われたり、サポートスタッフとして登場する可能性も十分に考えられるでしょう。
まとめ
今回は「ブルーロックの柊零次の武器は占い!エピソード凪での活躍や脱落したのかについても調査!」と題してお送りしてきました。
今回のまとめはコチラ。
・柊零次の武器は、人間統計学を応用した行動予測と高度なトラップ技術。
・エピソード凪では、前半凪たちのチームの行動を読み切り、優位に進めていた。
・柊零次は、最終選考のネオエゴイストリーグで脱落した。
柊零次は、他の選手とは一線を画す「知性型プレイヤー」として登場し、占いや統計学を武器に戦術で戦うキャラクターでした。
スピードや派手なゴールこそないものの、彼のような「予測」と「データ」を重視する選手の存在は、ブルーロックという物語に深みを与えています。
惜しくも脱落となってしまいましたが、柊のようなタイプは現実のサッカーでも非常に貴重な存在。
今後の再登場やサブストーリーでの活躍にも期待したいところです。
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