新英雄大戦でドイツチームのエースとして登場して潔世一とバチバチに争っているミヒャエル・カイザー。
そんな強キャラであるカイザーは、ブルーロックで覚醒します。
もともと強いのにさらに覚醒するのかと思われた方も多いのではないでしょうか?
今回はブルーロックでカイザーが覚醒する過程とその強さ、タトゥーの意味について調査しました。
カイザーの活躍について是非ご覧ください。
ブルーロックのカイザーが覚醒した理由は?
新英雄大戦から登場したカイザーですが、最終戦であるフランス戦で覚醒します。
カイザーが覚醒した理由はなんだったのでしょうか?
ここでは、カイザーの覚醒への道のりに沿って解説していきます。
追い詰められたカイザー(258話~)
フランス戦で潔世一がまた覚醒して先制点を決めたことにより、バスタードミュンヘンは潔世一中心のフォーメーションとなりました。
カイザー側は、カイザーとネスしかいない状況に追い込まれ、潔世一や糸師凛にプレーを潰され、苦しい状況になります。
絶望的な状況に追い込まれているカイザーを、今なら喰えると潔世一は確信しました。
その状況下でカイザーは昔、同じような感情を感じたことがあると思いました。
それは昔、父親から受けていた不条理と同じ不自由な閉塞感だったのです。
昔に乗り越えたはずなのに、潔世一のせいで自分が揺らいでいることに危機感を覚えました。
今のままではダメだと気づく(262話)
その後に、ネスにこれまでに結果は残しているから無理はしないようにしよう、僕がいるからチャンスが来るまで待とうと言われ、ブチギレます。
ここで負ければあの頃に逆戻りだと思った瞬間、自分がビビっていることに気づきました。
今までは地位や名誉など奪うに奪ってきて、望まれるような人間になれた気がしたが、その代償として失うことを恐れていること。
今の自分は奪うのではなく、自分を守るために戦っているのだと分かりました。
頂点にいたのにそれを脅かすようなことをする必要はなかったが、その頂点だと思っていたものがそうではなかったのだと思い知らされます。
だから、今のままだとこれ以上の存在証明は出来ないと分かると、これまで得てきたプライドや肩書などすべて捨てることを決意しました。
そして、自分が本当に欲しいものは何かと自らに問いかけ、自分の最初のエゴは何だったかを思い出します。
新生カイザー誕生!(265話~)
覚悟を決めたカイザーは潔世一に執着することをやめ、ブルーロックのメンバーともプレーをしだし、相手チームもカイザーのことが読めなくなりました。
ゲームは完全に潔世一中心に回っており、その隙をカイザーがゴールを狙い始めている状況。
カイザーは、チームの状況を的確に把握して周りをうまく使うことでプレーをし、潔世一を喰わんばかりの勢いを見せます。
ゴール前でネスがカイザーへ新兵器を打ちやすいようなパスを出しますが、カイザーはスルーし、ボールは清羅刃のもとに行きました。
ここが仕掛ける場所だと思い、潔世一とカイザーは同時に清羅刃のパスを受け取ろうと走り出します。
清羅刃の出したパスはカイザーのもとへ飛んでいき、しかも飛んできた場所が練習していた時と全く同じ状況になっていました。
そんな幸運を引き寄せたカイザーは、ブロックを避けるような新兵器の曲がるカイザーインパクトマグヌスを打ち、ゴールを奪いました。
ブルーロックのカイザーの強さは?
ここでは、カイザーの強さについて紹介してきます。
前にも言った通り、カイザーはこの新英雄大戦で覚醒しているので、覚醒前と覚醒後で分けました。
覚醒前
新世代世界11傑(ワールドイレブン)に選ばれており、潔世一の上位互換とも呼べる強さを持っています。
空間認識能力やコートビジョン、シュートやトラップなど、どれをとっても一級品。
カイザーの武器であるカイザーインパクトは、そのボールを振り抜くスピードだけであれば世界一であるノエル・ノアをも凌ぐと言われているほどとてつもない。
超越視界(メタビジョン)は、潔世一がその目の使い方を参考にするほど優れており、それを活かせるサッカーIQや身体能力を持っているので文句のつけようがありません。
新英雄大戦では、全試合ドイツのスタメンで出場しており、ゴールもいくつも決めている、まさにエースと言える活躍をしていますね。
覚醒後
フランス戦で覚醒する前までは、ブルーロック陣営とは一切協力せず、ネスやバスタードミュンヘンのメンバーとプレーをしていました。
そのため、フランス戦では4人が仮でマークされたり、ゴール前でカイザーインパクトを打つ前にボールを奪われたり、苦しい展開に見舞われます。
覚醒してからは、ブルーロックのメンバーともプレーするなど、潔世一に執着しないプレーをすることになったことで動きが読めなくなりました。
ネスとの連携を捨てて、ブルーロックのメンバーに出してでもゴールを欲したカイザーは、覚醒前よりも格段に動きがよくなります。
その後、清羅刃のアシストもあり、カイザーインパクトマグヌスを成功させて得点を奪いました。
今までの固定観念をすべて捨てて、自分が挑戦者として世界一に挑む姿勢に変わり、大幅な成長をしました。
ブルーロックのカイザーのタトゥーの意味とは?
カイザーは、左手首から首筋にかけて青薔薇と王冠のタトゥーを入れています。
そのタトゥーの意味は、「不可能を可能にする神への反逆」。
青い色の薔薇というのはその昔は存在しないもので、不可能や存在しないという花言葉が付くことになった夢物語のような存在でした。
それが、日本とオーストラリアとの共同開発の末2004年に青薔薇が発表されて、青薔薇の花言葉は夢叶う、奇跡になりました。
カイザーは、ネスと最初に合った時不可能について話している通り、不可能という言葉を毛嫌いしています。
そもそも青薔薇のタトゥーを入れた理由は、不可能に負け続けてきた過去に二度と戻らないための戒めとして刻んだものでした。
人工的な青い色は自然ではありえないことから、この世界でありえない存在になりたいと語ります。
これをかっこよく「不可能を可能にする神への反逆」とカイザーは言いました。
カイザーはチャンピオンズリーグとワールドカップで優勝して、世界中のサッカー選手を絶望の底に落としたいと夢を語ります。
不可能を可能にしたいというのと、世界一になりたいという二つを組み合わせた青薔薇と王冠のタトゥーになったのだと思いますね。
まとめ
今回は「ブルーロックのカイザーが覚醒した理由は?その強さやタトゥーの意味についても調査!」と題してお送りしてきました。
今回のまとめはコチラ。
・フランス戦で今までの自分ではだめだと思い知らされ、今までの自分は捨てて自分をアップデートして覚醒した。
・カイザーはワールドイレブンに選ばれるほど強く、覚醒後はさらに強くなった。
・カイザーのタトゥーの意味は、不可能を可能にする神への反逆。
絶対的な強キャラだったカイザーも、さらなる覚醒をすることになりましたね。
それだけ新英雄大戦という場は、レベルの高いものとなっていることでしょう。
潔世一とカイザーの争いはどうなっていくのとても楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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