2023年からアニメSeason2(3期)が始まるスパイファミリー。
人気漫画と言われているスパイファミリーですが、一部では「面白くない」だったり、「つまらない」といった声も聞きます。
人気作品ともなれば、いい評価ばかりではなく、否定的な評価をする方も少なからずいるでしょう。
なぜ面白くない、つまらないと言われているのか気になりますよね?
そう言われている理由を今回は調査しました。
この記事では、「スパイファミリーは面白い?つまらないと言われている理由も調査!」と題してお送りしていきます。
スパイファミリーは面白い?
スパイファミリーはなぜ面白いと言われているのかまとめていきます。
世間一般では、面白いと言われているのでその理由についてみていきましょう。
設定が面白い
スパイファミリーは、それぞれの目的のために偽装家族をしています。
ロイドは国家統一党総裁であるドノバン・デズモンドの動向を探るため。
ヨルは素性を怪しまれないため(長い間女性が独身でいるとスパイ容疑がかけられる傾向にあるため)。
アーニャはロイドとヨルの正体にワクワクしたから。
お互いが自分の素性を隠したまま生活をしています。
アーニャが心を読めるので一見すぐ破綻しそうに見えますが、そこは奇跡的な噛み合いによりなかなかそうはいきません。
正体がバレそうになっても、超能力であるアーニャがなんとか関係性をつなぎとめています。
いつ気づくのだろう?
そう思いながら、見ていくのが面白いところの一つだと思います。
アーニャがかわいい
アーニャは作中でも屈指の人気のキャラです。
ちょっとおバカで、その言動や行動にかわいいと声を上げている人は多いでしょう。
超能力で心の声は聞こえるというすごい力を持っていますが、それをバレないようにとごまかそうとする姿は、とても面白くもあり可愛いですよね。
そして、心を読んで行動した時に起こるアクシデントなども面白いと言われる一因でしょう。
また、アーニャ語と呼ばれるアーニャの独特な話し方や、ちょくちょく見せるアーニャの変顔もかわいいと言われる部分でもあります。
個性的なキャラが多い
スパイファミリーには、先ほど言ったアーニャの他にも個性豊かなキャラがたくさん登場します。
例えば、アーニャの母で裏の顔は殺し屋のヨル。
彼女は幼いころから殺し屋として育ってきているので、普通が分かりません。
それに加え、天然なのでよく他の人たちを困惑させたりしています。
本人も必死にごまかそうとしているところがまたいいですよね。
ほかにもヨルのことが大好きなシスコンの弟ユーリや、ロイドのことが好きすぎるフィオナなど愛の重いキャラたちも登場します。
そういった個性豊かなキャラたちの掛け合いが面白いところの一つですね。
絵柄と内容のがギャップがいい
スパイファミリーは、スタイリッシュな作画で描かれています。
ヨルは美人で可愛い!
ロイド、マジイケメン!
そんな評判をよく耳にします。
単行本の表紙もアクアグリーンで統一されており、文字装飾などもよく考えられており、そろって本棚に飾っておきたいという人も多いでしょう。
そのスタイリッシュな作画とは裏腹に、内容はコメディな内容が多いです。
その絵柄と内容のギャップに面白いと思う人も多いのではないでしょうか?
日常系が好き
本筋としては、スパイや殺し屋などがメイン。
しかし、スパイファミリーは日常系が多くなっています。
オペレーション梟も、ドノバンに近づくためにはアーニャが皇帝の学徒(インペリアルスカラー)にならないことには進みません。
その過程で、かりそめの家族から本物の家族としての絆が育まれていく過程が描かれています。
コメディ要素多めなので、日常系な話が多くなるのは必然かもしれませんね。
そんな日常系のような話を見たい人が、面白いと思うこともあるでしょう。
スパイファミリーがつまらないと言われている理由は?
ここまでは、スパイファミリーの面白いと言われている理由を見てきました。
ではその一方で、つまらないと言われている理由は何なのでしょうか?
その理由についてまとめていきます。
進展が遅い
ストーリーの進みが遅いというのが、つまらないと言われる理由の一つだと思います。
ロイドの目的であるオペレーション梟。
目的のドノバン・デズモンドに会うためには、皇帝の学徒(インペリアルスカラー)になる必要があります。
皇帝の学徒(インペリアルスカラー)になるためには、ステラが8個必要。
それに対し、アーニャはまだ2つしか獲得していません。(2023年5月7日現在)
まだまだ先は長そうです。
皇帝の学徒(インペリアルスカラー)であるデズモンドの長男もまだ登場してきていません。
また、オペレーション梟の全容はまだ明かされておらず、進捗状況も不明です。
コメディ要素が多いので、本来の目的から話が脱線しがちなのも原因の一つかもしれませんね。
速く物語の核心部分について知りたいと思う人にとっては、進展が遅くつまらないと思うのではないでしょうか。
思っていたのと違う
タイトルやあらすじなどを見ると、がっつりスパイものだと思う人もいるのではないでしょうか?
そう思ってみてみると、実際は日常系だったり、コメディ要素が多かったりして思っていたのと違うという人もいると思います。
少し読み進めてもなかなか進展がなかったりして、がっかりしたりイライラしたりする人もいるでしょう。
そんな感情からつまらないと言われていると思います。
中身が薄い
物語の核心は、オペレーション梟です。
ドノバン・デズモンドに接触して彼の不穏な動きを探ること。
しかし、実際のところは日常話だったり、アーニャの学園生活の話が多くなっています。
学園生活は作戦にとって大切ではありますが、今一つ進んでいません。
物語の核心に迫ることがなく話が進んでいるので、あまり中身がないと思われてしまっているのが原因の一つだと思います。
過大評価されている
スパイファミリーは、いろんな賞を受賞しています。
次にくるマンガ大賞2019 1位
全国書店員が選んだおすすめコミック2020 1位
BOOK☆WALKER電子書籍ランキング2022 1位
第52回日本漫画家協会賞コミック部門 大賞受賞 など
さらに、出版社からも大きなPRを受けたこともあり、大分期待値が上がっていたと思います。
期待値が高かった分、実際に原作やアニメを見た時に「言われているほどじゃないかも?」と思った人が多かったのではないでしょうか?
その落差がつまらないと言われている原因の一つかもしれませんね。
強すぎる個性にイラつく
面白い理由の時に個性豊かなキャラが多いと言いました。
しかし、それがかえって面白くないと言われる原因にもなっています。
例えばロイドの弟子であり、ロイドのことが大好きなフィオナ。
彼女はロイドとヨルの仲を引き裂こうと色々と仕掛けたりします。
同じくヨルのことが大好きな弟のユーリ。
彼もまたロイドにいつも突っかかっていきます。
やたら仕掛けていく2人のことを鬱陶しく思ったり、うざいと思ったりする人もいるでしょう。
キャラの個性が立ちすぎてイラついてしまい、面白くないと言われてしまっていると思います。
まとめ
今回は「スパイファミリーは面白い?つまらないと言われている理由も調査!」と題してお送りしてきました。
いかがだったでしょうか?
スパイファミリーが人気であるのは間違いないと思います。
しかし、人気作品と言えど誰しもが面白いと思うわけではないでしょう。
期待しすぎて肩透かしをくらったり、他の人たちが面白いという部分をそう思えない人もいると思います。
逆にここまでいろんな意見があるというのは、それが人気であるという証にもなるのではないでしょうか?
もし少しでも気になる人がいれば、試しに読んでみていただければ幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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