ブルーロック序盤で読者の度肝を抜いた“裏切り者”——久遠渉(くおん・わたる)。
チームZを率いる頭脳派として登場した彼は、仲間を売ってまでブルーロックでの生き残りを図るという衝撃の行動に出ました。
あの事件を境に久遠の評価は急転直下、「久遠は脱落したのか?」「裏切りの代償は?」「その後どうなったの?」といった疑問がファンの間で飛び交います。
今回は、久遠について脱落や裏切り、そしてその後について紹介していきます。
ブルーロックの久遠とは?
名前 | 久遠渉(くおんわたる) |
年齢 | 18歳(高校3年) |
身長 | 185cm |
ブルーロック入寮前の所属チーム | 狐坂高校サッカー部 |
利き足 | 右利き |
自分が思う自分の長所 | コミュ力が高いところ(人と話すのは好き) |
自分が思う自分の短所 | 他人の顔色をうかがいすぎて自分の意見を言えないところ(自分のこと話すのは苦手) |
好きな漫画 | 「SPY×FAMILIY」(スパイってなんかかっこいいよね) |
されたら喜ぶこと | 信頼(信じてくれる人がいるっていいよね) |
されたら悲しむこと | 裏切り(最低だよね) |
サンタさんからのプレゼントで要求したのは? | 嘘発見器(興味があったんだ。人の心の内側に) |
久遠渉は一次選考・チームZに所属した高校生ストライカー。
自己申告の武器は高いジャンプ力で、開幕テストの垂直跳びではチームトップクラスの68cmを記録しました。
ポジションはFWながらゲームメイクを得意とし、チームZの“お母さん”と呼ばれるほどの統率力を発揮。
無名校でサッカー部を創設し全国を目指した過去を持つ一方で、真剣にやりたい久遠と楽しみたい仲間との温度差に孤立を経験し、合理主義へ傾倒。
ブルーロックではその負けん気と戦術眼が活き、作戦立案の中心となります。
ブルーロックの久遠は脱落した?
結論から言うと、久遠は二次選考で脱落しました。
と言っても明確に脱落したシーンが描かれていたわけではありません。
脱落したと見られる経緯を紹介します。
チームV戦で示した“償いのブロック”
チームW戦での裏切りのツケを払うかのように、最終戦で久遠は控え扱いとなりピッチの隅に立ち尽くします。
しかし凪誠士郎の決定機にレッドカード覚悟のファウルブロックを敢行。
チームZ最大のピンチを救い、潔世一たちの逆転劇を陰で支えました。
このワンプレーで最低限の信頼を回復し、雷市陣吾とも一発殴られたことで和解、チームも一次選考突破。
二次選考ファーストステージは突破
久遠は個人実力でファーストステージを97位通過を果たしますが、悪評が広まり誰とも組めず“出遅れ組”の伊右衛門・今村と即席チームを結成。
能力値的にはバランスの取れない布陣で2ndステージに挑み、敗退濃厚とされています。
二次選考の通過者発表には名前がなかったことから、二次選考で脱落したとみるのが妥当でしょう。
ブルーロックの久遠はなぜ裏切りをしたのか?
久遠は、一次選考でチームZのメンバーに対して裏切りをします。
なぜ久遠は裏切りをしたのでしょうか?
ここからは、経緯について紹介していきます。
チームW戦で発覚した衝撃のリーク
一次選考第2戦、チームWとの一戦で久遠は“ハットトリックの英雄”から一転“裏切り者”に転落します。
前半だけで3得点を挙げ絶好調に見えた久遠でしたが、その裏では対戦相手にチームZの練習映像と戦術メモを事前にリーク。
報酬として自身の得点機会の保証と、チームWの勝利ボーナスの分配を受け取る密約を交わしていました。
なぜ裏切ったのか?ブルーロックのルールが生んだ合理主義
ブルーロック一次選考では“チームが敗退しても最多得点者は生き残れる”という特殊ルールがあります。
チームZは開幕戦で敗北し、残る試合は2戦。
確率的に見て2連勝は難しい——
そう判断した久遠は、チームワークによる突破を早々に諦め、「裏切ってでも自分が最多得点者になればよい」と結論。
そのような考えから、Wチームに提案を持ち掛けたのでした。
その合理性は、エゴを求めるブルーロックの理念を“最も歪んだ形”で体現したと言えるでしょう。
裏切り発覚の瞬間と仲間の反応
後半、わざと守備を抜けて失点を誘発する久遠の不自然な動きに潔が気付いたことで裏切りが露呈。
決定打は鰐間兄弟の暴露でした。
雷市はブチギレてチーム内は大混乱、そのまま12対10のまま試合は続きます。
しかし、潔世一とそれに触発された千切豹馬によって、結果的にドローまで持っていくことが出来ました。
試合終了後、久遠はWチームのメンバーたちにボコボコにされているところを潔世一と國神錬介に助けられましたが、信頼は完全に崩壊しました。
ブルーロックの久遠はその後どうなったか?
久遠は二次選考で脱落した後、ネオエゴイストリーグ終了まで登場はしていません。
脱落した後の動向も特に描写はありませんでした。
二次選考敗退者には“敗者復活プログラム”が存在し、國神錬介は地獄のトレーニングを耐え抜いて復活しています。
久遠の復活の可能性もあるかと思いましたが、闇落ちした國神の証言によれば「生き残ったのは自分だけ」。
なので、久遠はおそらくそのまま脱落したままなのだと思います。
まとめ
今回は「ブルーロックの久遠は脱落した?裏切りしたその後どうなったかについても紹介!」と題してお送りしてきました。
今回のまとめはコチラ。
・久遠は、二次選考で脱落した。
・久遠が裏切りした理由は、チームでの突破が難しいと考え、自分だけでも突破しようと考えたため。
・裏切りした後、最終戦では凪誠士郎のゴールをレッドカードを取りながらも阻止して勝利に貢献した。
・二次選考のファーストステージを通過するも、通過者発表の時にいなかったことからおそらく脱落した。
・敗者復活戦で復活した國神錬介が自分だけ残ったと言ったことから、再登場の可能性はほぼなし。
久遠は先に進みたいがためにゆがんだ道を行ってしまい、その結果目論見が外れて脱落してしまいました。
悪いことをしたので因果応報ではありますが、Vチーム戦ではちょっと改心した様子が描かれています。
そのまま改心してサッカーを続けてくれればいいなと思います。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。
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