「ブルーロック」の主人公である潔世一は、物語が進むごとに覚醒して強くなっていきます。
潔世一は一度だけでなく何度も覚醒し、読者から最強ではないかと言われていることをご存じでしょうか?
この記事では、ブルーロックに入ってから潔世一が覚醒して獲得した能力や、覚醒シーンについて紹介していきます。
それではどうぞ。
ブルーロックの潔世一とは?
この漫画の主人公で、物語が始まったときは一難高校のサッカー部で無名のFWでした。
全国高校サッカー選手権の埼玉県大会で、ゴール前で味方にパスを出したのが敗因となり、自分で決めようとしたかったことを後悔します。
このとき抱いた後悔から潔世一は、ブルーロックでは自分でゴールを決めるという強い執念とも呼ぶべき意思がありました。
性格は温厚でお人好しですが、試合になると物おじせず物事をはっきり言ったり、逆境でもめげずに果敢に挑戦し続ける面も持っています。
世界一のFWとなってワールドカップで優勝するという夢を子供のことから持っていました。
そんな潔世一は、ブルーロックに入ることでめきめきとその実力を伸ばしていきます。
潔世一の覚醒の過程とは?
最初はほかの選手と比較すると見劣りする潔世一でしたが、選考を重ねていくごとに強くなっていきました。
ここではその覚醒への過程について迫っていこうと思います。
ブルーロック 潔世一 覚醒の謎に迫る
まず覚醒とは、「自分が己の戦い方を学習する瞬間」だと絵心が言っています。
では潔世一は、どのように覚醒していったのか疑問に思う人もいるのではないでしょうか?
物語が始まった当初は、ほかの選手と比べると身体能力や特技など見劣りするところがありました。
ただそれは、潔世一の潜在能力が目に見える形で分かるようなものではなかったからです。
選考を重ねるにつれて、いろんな人の助言やプレー中に発見したり、分析することによって強くなっていきました。
どのような条件が覚醒を促したのか?
潔世一が覚醒した時は、主に逆境に陥ったときや超えたい壁があったときが多いと思います。
潔世一はサッカーIQも高いこともあり、その時その時の状況把握をして思考分析することで、色んな発見をしてきました。
また成早と対戦した時に「適応能力の天才だ」と言われていたように、どんな状況でもアップデートできる状態だったのも大きいと思います。
フィールドや今の自分の状況から分析をして、そこで絵心が言っていたことをその時に理解してそのまま実践することで成長してきました。
さらに、壁を越えたいと思った時にFLOWに入れる状況になっていたのも大きいでしょう。
潔世一の最強への成長
潔世一は最初から強かったわけではなく、選考を重ね何回も覚醒することによって強くなっていきました。
ここでは最強への成長についてそこまでに至る道のりについて紹介していきたいと思います。
最初から最強キャラへ至る道のり
まず、一次選考で試合をしていくうちに、空間認識能力が自分の武器だということに気づきます。
その空間認識能力でゴールを決めることもできましたが、まだ再現性はありませんでした。
一次選考最終戦で凪と戦っているときに自分が決めた時は、ダイレクトシュートで決めていることに気づきます。
自分のゴールの方程式を見つけた潔世一は、2次選考でまずダイレクトシュートにもポジショニングとインパクト技術があるということに気づきました。
成早・馬狼との対戦では、ダイレクトシュートを打つためにそこまで持っていくための技術であるオフザボールを習得します。
3次選考では、今までの技術をもとに考えてからプレーをしていましたが、凛や士道には及びませんでした。
そこで氷織から考えてからではなく思考をそのまま反射してやること助言され、その結果凛や士道を抜いてゴールを決めることに成功しました。
U-20戦では、2次選考で負けた理由である「運のカラクリ」を理解することによって決定打を放つことに成長しています。
新英雄大戦になると、同じチームであるカイザーから超越視界(メタビジョン)を見出し、これまでのプレーとは格段に強くなっていきました。
潔世一の覚醒シーンを紹介!
ここでは物語が進むごとに進化していく潔世一の覚醒シーンを紹介していきます。
何度も覚醒を繰り返し最強へと近づいていく潔世一について振り返ってみてみましょう。
1次選考での覚醒シーン
千切の助言やY戦で二子と戦っているときに、自分が空間認識能力があるということに気づきます。
この空間認識能力を得たことで、フィールドの情報をキャッチできるようになり、Y戦でゴールを決めることに成功しました。
最終戦であるチームVとの戦いでは、初めてゴールへの方程式を見出すことに成功します。
いくら空間認識能力で未来を予測してゴール前に行ったとしても、そこでトラップしてからシュートすると凪に追いつかれてしまい決めれません。
そこでトラップせずにダイレクトシュートをすることで、ゴール決定率を上げることができると分かりました。
2次選考での覚醒シーン
まずファーストステージにて、ダイレクトシュートにも方程式があることに気づきます。
今までは味方が潔のほしいところにパスをしてくれていましたが、ここではどこからボールが来るのか分かりません。
ダイレクトシュートを打つにも、それを打つためのポジショニングとインパクト技術が必要だと分かり、ここでさらに磨きがかかりました。
続くセカンドステージでは、成早と馬狼との試合で覚醒します。
凪と馬狼がほぼ互角な中で、潔世一と成早のどちらかが一歩抜け出せるかが勝負の分かれ目でした。
そこで試合中に成早の武器であるオフ・ザ・ボールを取り込むことで、出し抜くことに成功します。
オフ・ザ・ボールを習得したことで成早・馬狼チームに勝利することが出来ました。
3次選考での覚醒シーン
3次選考では氷織の助言により反射を獲得して覚醒します。
空間認識能力でボールや選手の動きは分かっていても、考えてから動いてたのではスペックの高い凛や士道には届きません。
苦悩していると氷織から考えてから動くのではなく、考えるのと同時にプレーに反射することを助言をもらいます。
そこで潔世一は今までの得てきた技術を反射してプレーを実践すると、凛や士道を出し抜いてゴールを決めることに成功しました。
U-20戦での覚醒シーン
ここでは、2次選考で凛に負けた原因である「運のカラクリ」を理解してものにすることで覚醒します。
U-20戦の最終盤で凛が兄である糸師冴とマッチアップをして、はじかれたボールをダイレクトシュートを決めました。
凛が冴とのマッチアップに勝つということを信じて、自分が決めれるように動いた結果得られたものだと思います。
このゴールが決定打となり、ブルーロックはU-20日本代表との試合に勝利することが出来ました。
新英雄大戦での覚醒シーン
ここでは超越視界(メタビジョン)を獲得することによって覚醒します。
カイザーに邪魔されることもあり、ゴールをなかなか奪えず色々と試しますがうまくいきません。
そこで一度カイザーのプレーから何か得るものがないのかとしっかり分析することに務めました。
その結果、超越視界(メタビジョン)という技術に気づき、自分に適応できるように試行錯誤します。
これを身に付けたことで、今までのプレーとは格段にパワーアップすることに成功しました。
ブルーロックで獲得した能力について解説!
潔世一はブルーロックに入って色々な発見と覚醒を繰り返し強くなっていきました。
ここからはブルーロックで獲得してきた能力や武器についてまとめていきます。
どのような能力を得て強くなっていったのか早速見ていきましょう。
空間認識能力
空間認識能力は「フィールドで人やボールの動きを読み取れる能力」のことです。
サッカーIQの高い潔世一はこれを使うことによって、フィールド上の未来を予測して色々な場面で活躍をしてきました。
空間認識能力でキャッチした情報をもとに、フィールドを支配するようになっていきます。
直撃蹴弾(ダイレクトシュート)
自分の所に来たボールをトラップせずに空間認識能力で得たボールの動きに合わせて、そのままボールにぶち込む能力のことです。
一次選考の凪との戦いの中でダイレクトシュートが、ゴールの方程式であるということを発見しました。
その後の2次選考ではダイレクトシュートの精度を高めることに磨きをかけています。
オフ・ザ・ボール
オフ・ザ・ボールはボールを「持っていないときの動き」のことです。
ボールを持っていないときでも相手の死角を突いて動くことで、試合を有利に動かせるので大切な技術ですね。
元々は成早の得意武器でしたが、2次選考で成早を喰うことで自分に取り入れることに成功しました。
反射
反射は「考えてから動くのではなく、思考したことを同時にプレーに反映させること」です。
3次選考で凛や士道などの上位のプレイヤーと戦うためには必須の能力でした。
同じチームになった氷織からの助言は、凛や士道を出し抜くことに成功しているほど重要なものでしたね。
FLOW
FLOWとは「挑戦的集中への没頭状態のこと」です。
FLOWに入ることによって潔世一含め、凛や士道など様々な進化を遂げてきました。
スポーツで言うゾーンのようなもので必要以上の能力が出て、プレーも一段と精度が上がっていきます。
運のカラクリ
運はいつ来るか分からないもので、最後まであきらめずに色々なことを想定すれば、舞い降りると説明されています。
2次選考までこの運を信じていなかった潔世一は、この運のカラクリを信じることによって、U-20戦ではゴールを決めることが出来ました。
超越視界(メタビジョン)
フィールド上の様々な情報を周辺視野で手に入れ続けて、その情報をもとにフィールド上の現状や、選手の動きとそれにより起こりえるミスやほころびを予見すること。
これは新英雄大戦でカイザーのプレーを分析して見出したもので、とても高度な空間認識能力や洞察力、サッカーIQが必要とされます。
潔世一が今まで積み重ねてきたものの延長線上にあるような技術ですね。
まとめ
今回は「ブルーロックで潔世一は覚醒して最強に至る?獲得した能力や覚醒シーンを紹介!」と題してお送りしてきました。
他の選手と比べると少し見劣りすると言われた潔世一ですが、ブルーロックという環境で過ごすことによってメキメキと力をつけています。
初期に見劣りすると言われていたのも目に見えない潜在能力だったためで、最強へと一歩一歩近づいていますね。
ブルーロックに入って色々な武器を見つけ、何度も覚醒する様を見るのはとてもワクワクドキドキします。
今後も潔世一の活躍に注目しながら追っていきましょう。
コメント